2015年初夏、横浜市郊外のキャンプ場でタイロテック恒例のBBQ大会が行われた。社員の家族も集まり毎年盛大に行われる行事だ。準備が整い始めた頃だった。「ゴブサターネ」変な訛に振り向くとストローハットにGUCCIのサングラス。どこから見ても目立ち過ぎのスレンダーな女性。そこには“Ellen Shen”が立っていた。自宅から2時間以上、電車を乗り継ぎ3才の娘と来てくれたのだ。私の勝手な思い付きでインタビューをお願いしてみると「ゼンゼンダイジョブよ。好きなようにしてよ。協力できることはなんでもするから。だけどDon’t be longネ。お楽しみが待ってるから。」即断でOKをくれたが、相変わらずのセッカチだ。以前に行ったBBQ大会で誰よりも率先し、火を起し黙々と肉を焼く姿が思い出される。
タイロテックへの入社を検討している人や若手に何かアドバイスを?との問いに「常に進化しているタイロテックだから、私の経験はもう必要ないかもね。でも、どんな会社でも基本が一番。分からないことがあれば声に出して聞くこと。同じことは何度も聞かないで、きちんとメモを取ること。自分のStrong pointを理解してTeamとして行動ができれば、結果は必ずついてくる。One for all, All for oneって感じ?一人で仕事をしているつもりでも、気付いたら皆で前進していることはよくあることよ。」と、個性の強い彼女から想像し難い、組織を重んじる答えを聞き出せた。
給料や勤務時間はどうでしたか?「日本での経験が少ないから何とも言えないけど、Bonusは良いと思う。勤務時間は、すぐ帰る人もいれば、晩くまで頑張っている人もいる。私はフルの時期、6時半から7時の間に帰ってたかな。みんな朝は早いよね。」仕事へのやりがいは?「次から次へと新しいProjectsが来るのよ。3か月後何やってるか分からないけど自分のやったことが結果として残るのが面白いかな。」印象に残る仕事は?「そりゃ、TQ Group ASIA。海外に事業所作って、動かして。面白かったよ。それとトラブル処理も印象的ね。『またかよって』感じで。」「みんな協力的で直ぐにフォローしてくれるから、安心して仕事を進められるかな。」